9月13日(木)の6・7限目は、1年生対象人権ロングホームの時間でした。医療法人防治会いずみの病院の緩和ケア病棟で勤務されている、窪内真巳子さんをお迎えして、「この世で生きるということ」という演題でご講演いただきました。
現代の医療とホスピス緩和ケアの現状、日本の死を取り巻く状況の変化、急性期のエンドオブライフケア、ホスピスでのケアの実際等を語っていただきました。

生徒や私たち教員にとっても、あまり耳慣れない「緩和ケア」「エンドオブライフ」「クオリティーライフ」等の言葉が出てきましたが、ひとつひとつ丁寧に、わかりやすく説明してくださり、その内容に引き込まれました。
多くの人が自宅での最期を希望しているけれど、実際自宅で亡くなる人は12%程度である現実。急性期治療とホスピスケアが、目的・理念・目標・誰をケアするのか等すべての観点が違っていること。自分にとって「寿命の長さ」「生活の質」どちらが大切なのか……。本当に多くのことを考えさせられました。

講演の後半には、実際の患者さんのエピソードも紹介していただきました。どのような状況にあっても患者さんや家族の側に寄り添い続ける窪内さんの姿には感動しました。
「講演を聴いて、こんなにいろいろと考えたことははじめて。友だちや家族を大切にしたいと思った」等の声が生徒からも聞かれました。
お忙しい中、快く講演を引き受けてくださり、本当にありがとうございました。